3月10日(金)
退院 1回目
退院したからと言って良くなった 治ったと言うわけではない
キツイ副作用が治まって
体内の抗癌剤もほぼ排泄され
尿などの飛沫で第三者に被害を与えないレベルになっただけだ
実際このシスプラチンと言う抗癌剤の毒性は強く
もちろん毒薬指定になっているし
点滴をセットする看護師まで 防護服姿になるのだから
毒性はそうとうなものだ
衣服に付着すればボロボロになるらしい
3月11日(土)
首のリンパが熱を持ってめちゃくちゃ腫れてきた
悪化?
それとも癌の断末魔?
身体も熱を帯びて歩けない、動けない
妻に頼んでタイレノールを買って来て貰う
4錠(アセトアミノフェンとして1200mg)飲む
※正しい服薬量ではありません
夕方には痛みと熱が下った 楽になった
ふぅ~
これは一体なんだったのか?
3月12日(日) 退院3日め
金曜日に退院したけど体調が悪くて動けなかった
ラーメンは仕込んだけどね(笑)
次男に釣りに行こうなんて言ったけど
この状態ではムリなので中止
かなり回復したので小畦川まで散歩
日々10~20kmを当たり前に走っていたのに
このわずか5kmの歩きを休み休み、、、
次の化学療法までに何とか体重を維持して
体調を整えなきゃ
まだまだ、クタバッテタマルカ!!
3月13日(月)
妻に「脚が細くなった」と言われた
確かに自分の裸身を鏡に写すと
そこには間違いのない病身がいる
今日から放射線治療再開
まだ8回目、序の口 この先どんだけツラいのか、、、
頑張って食べて頑張って歩いて、乗り切るしかない
3月18日(土)
胃ろう手術のため再入院
※胃ろうとは
おなかに小さな口(=穴)を作り、栄養を補給する医療ケア
そのために栄養が不足して体力が弱まり
最悪の場合治療を中止せざるを得なくなる
そんな事態を防ぐための予防手段としての胃ろう