2023年 3月10日(金) 退院

3月10日(金)

退院 1回目

退院したからと言って良くなった 治ったと言うわけではない

キツイ副作用が治まって

体内の抗癌剤もほぼ排泄され

尿などの飛沫で第三者に被害を与えないレベルになっただけだ

 

実際このシスプラチンと言う抗癌剤の毒性は強く

もちろん毒薬指定になっているし

点滴をセットする看護師まで 防護服姿になるのだから

毒性はそうとうなものだ

衣服に付着すればボロボロになるらしい

 

3月11日(土)

首のリンパが熱を持ってめちゃくちゃ腫れてきた

悪化?

それとも癌の断末魔?

身体も熱を帯びて歩けない、動けない

 

妻に頼んでタイレノールを買って来て貰う

4錠(アセトアミノフェンとして1200mg)飲む

※正しい服薬量ではありません

 

夕方には痛みと熱が下った 楽になった

ふぅ~

これは一体なんだったのか?

 

3月12日(日) 退院3日め

金曜日に退院したけど体調が悪くて動けなかった

ラーメンは仕込んだけどね(笑)

次男に釣りに行こうなんて言ったけど

この状態ではムリなので中止

 

かなり回復したので小畦川まで散歩

日々10~20kmを当たり前に走っていたのに

このわずか5kmの歩きを休み休み、、、

 

次の化学療法までに何とか体重を維持して

体調を整えなきゃ

 

まだまだ、クタバッテタマルカ!!

 

3月13日(月)

妻に「脚が細くなった」と言われた

確かに自分の裸身を鏡に写すと

そこには間違いのない病身がいる

 

今日から放射線治療再開

まだ8回目、序の口 この先どんだけツラいのか、、、

 

頑張って食べて頑張って歩いて、乗り切るしかない

 

3月18日(土)

胃ろう手術のため再入院

胃ろうとは 

脳卒中認知症などで口から十分に食べられなくなった時に

おなかに小さな口(=穴)を作り、栄養を補給する医療ケア

今回の場合、放射線抗がん剤で携行的に食事が困難になり

そのために栄養が不足して体力が弱まり

最悪の場合治療を中止せざるを得なくなる

そんな事態を防ぐための予防手段としての胃ろう