出かける前にサクッと5km
キロ7分位でジョギング
幸いこのペースなら息は切れない
ところが クールダウンで
ストレッチを兼ねて
スクワットとランジを続けたら
急に呼吸が苦しくなった
まるで100M走でもしたみたい
気道が細くなっているから
呼吸にざーざーと雑音が出る
昼から病院
術前外来
いろんな説明のあと看護師が
以上で説明を終わりますが
何か不安な事心配な事はありますか?
って
不安と心配だらけだよ !!
あと1週間
出かける前にサクッと5km
キロ7分位でジョギング
幸いこのペースなら息は切れない
ところが クールダウンで
ストレッチを兼ねて
スクワットとランジを続けたら
急に呼吸が苦しくなった
まるで100M走でもしたみたい
気道が細くなっているから
呼吸にざーざーと雑音が出る
昼から病院
術前外来
いろんな説明のあと看護師が
以上で説明を終わりますが
何か不安な事心配な事はありますか?
って
不安と心配だらけだよ !!
あと1週間
一昨日の夜から
風邪をひいた時の様な症状が続く
くしゃみ、鼻水、咳
断続的に出る
特に朝は 痰のからみもあって
ちょっと辛い
幸い
熱があるわけではないので
市販薬をのんでしのいでいる
風邪 じゃなくて
やっぱり癌の影響なのだろうか
そして
気がついたら
時々小さな深呼吸をしていた
喉のゴロゴロ感と
鈍い痛みは
途切れなく続く
少しずつ 確実に
進行しているんだな
あと1週間
呼吸困難になって
緊急入院
だけは避けたいものだ
義父と母
特養に入っている義父を訪ねる
92才とは思えない程元気だ
もちろん特養に入る位だから
歩行は困難だし認知も少し
心臓はペースメーカーで動かしている
でも規則正しい生活で
食欲もあり
毎日が楽しいと言う
きっと あと10年は元気だ
母の老人ホームではコロナが発生し
当面は面会が不可能になった
耳が遠くなり
寝たきりになり
あちこちが痛いらしい
喘息で呼吸は苦しそうだ
会えば早く死にたいとしか言わない
でもきっと
あと10年は元気だ
自分の手術まであと10日
カウントダウンが進む
せめて
あと10年は生きたいと思う
妻が
オレの動画を残したいと言う
2度と聴けなくなるから
「ただいま」を録画したいのだと
寝る前には「おやすみ」
朝起きてからは「おはよう」
朝のボサボサ髪と寝ぼけ顔は
勘弁して欲しいと言ったのだが
そのいつもの顔が良いと言う
もっと早くに気づけば良かった
今はこんなガサガサのだみ声
6/18
CT検査とE医師の外来
生検した食道と胃には
癌はなかったみたい
CTの画像も
特に新しい発見はなかった
幸い?
癌は気道や咽頭方向ではなく
外側に向かって成長しているため
気道狭窄による呼吸困難には
至らぬまま
入院の日を迎えられそうだ
ただ気道狭窄が進めば
気道から麻酔の吸入が出来ず
先に気道開放手術が必要で
手術時間はさらに長くなるし
局所麻酔だから
自分のクビを開けられるのが分かる
でも問題は
首の下に向かって浸潤しているから
もしかすると
肋骨を削っての呼吸孔の造設となり
呼吸も大変になるけど
大胸筋もかなり削る
そのため
両腕が上がらない状態に
なるかもしれない
さらに
頸静脈に癌組織がかなり近く
静脈ごと切除して
下肢の血管を移植する
必要が生じる かもしれない
加えて
昨年の化学放射線療法で
皮膚と皮下組織と粘膜が 弱くなっているから
縫合が難しい上に
皮膚がくっつかない場合は
脇腹あたりの健康な皮膚を
自己移植する場合もある
諸々の要因で
術中に死亡する確率は
少なくとも1%以上
いやはや
自分の身体の事とは思えない
恐ろしい話だ
これが2週間後に予定されている
自分の【治療】
クビ取って
ハラ切って
アナ開けて
血管抜いて
ヒフ剥がして
改造人気か?
いっそキカイダーにして欲しい
2週間後
オレ
まだ生きてるかな
帰宅して
ただいまと言ったら
妻が突然泣き出した
この声
あと2週間なんだね
でも私は何もしてあげる事が出来ない
自分は
ただ抱きしめただけ
大丈夫だから
ずっと心の中で呼んでるから
カウントダウンが始まっている